1.家族でワイワイ家づくりを話し合う楽しみ
宇都宮で新築注文住宅を建てたときのお話です。
注文住宅を建てる際には、家族でワイワイとどんな間取りやデザインにするのか話し合う事も大きな楽しみです。設計士さんに家族の思いをしっかり話し、それを実現した家としてもらうのがポイントで、これは一般的に皆が理解しているポイントです。しかし、家づくりに際しては、それ以外に忘れてはならないポイントもあるのです。
2.家族や生活パターンは変化するものです
先に記載した家づくりを家族でワイワイ話す時、その時点でも家族構成や生活パターンでベストなものを議論するものです。
しかし、終の棲家とするなら、子供はやがて独立し、自分達も高齢化して介護が必要な状態を迎えるかも知れないと言った大きな変化が起きる事を忘れてはいけないのです。
3.生活パターンの変化に配慮した家づくり
前項で記載した様に、子供が独立した時の事を考えて、子供部屋を狭い間取りで区切らずに、家具等を間仕切りとして活用し、子供が独立後は大きな部屋として使用できる自由度を持たせる事等を考えるべきです。
また介護が必要となっても、少しでも長く自宅で生活するために、廊下の幅を車椅子を配慮して幅広くしたり、トイレを少し広めとし、かつドアは引き戸とする等の配慮をしておけばリフォームせずに長く快適に暮らせる事になるのです。
今現在のみならず、長期スパンで家づくりを考えるのが、非常に重要と言えるのです。